2024年4月現在:1バーツ=約4.1円
写真の無断転載は全面的にお断りしております

バンコク観光

2024年辰年!タイで開運の龍(ナーガ)に出会える場所まとめ8選

当サイトは記事広告・アフィリエイトによる収益を得ております
Klook.com

Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

2022年末に、タイ内閣が蛇神ナーガを「タイの象徴」に指定したことをご存じでしょうか?

もともとナーガは、インドのヒンドゥー教神話に由来しますが、タイでは非常に身近な存在。

タイ各地で信仰されているということを受け、正式にタイのシンボルとして認定されたようです。

2024年の干支は辰(龍)ということもあり、タイ各地のナーガのスポットには、大勢の参拝客が訪れているんだとか。

そこで今回は、今年の干支である「龍=ナーガ」をモチーフにした、タイ各地のスポット7選+新スポット1か所をご紹介します。

年初からナーガ様のパワースポットを訪れて、開運を手にしてしまいましょう!

①ムクダーハーン【ワット・ローイ・プラ・プッタバート】

最初に紹介するのは、イサーン(東北)地方のムクダーハーン県にある「ワット・ローイ・プラ・プッタバート」です。

「いや遠いやん!!」って怒らないでくださいね。龍といえば、やっぱりここは外せないんです。

メコン川を臨む小高い山の上に登ると、森の中に超巨大な龍が出現しているのがわかります。パッと見ると建造物っぽくないので、本物の龍???と思ってしまうほど。

「ワット・ローイ・プラ・プッタバート」の龍は、全長なんと122m!高さも20mあります。

タイのナーガといえば、一般的には頭がたくさんあるイメージですが、こちらのナーガ像は一頭で、日本人からすると「龍」のイメージが近いです。

Sunnyside

どんな願い事でもかなえてくれそうな巨大な龍!これは日本人にとっては…そう…まさにシェンロン!!(ドラゴンボールの)

しっぽがどこにあるのか、龍のとぐろの周りを歩きながら探検する面白さがあります。

どこから見ても見事な曲線美!鱗に触ったりできるのも最高。

特筆すべきなのは、同じお寺にある高さ60メートルの大仏と同じ視界に入るという

タイの仏教におけるナーガといえば、悟りを開く前の瞑想中のお釈迦様を雨風から護った守護神という存在。

大空を背景に巨大な大仏とナーガ像という、いかにもご利益がありそうな光景を拝むことができます。

なかなか行きづらい場所にありますが、このナーガ像が出来たおかげで、タイ全土からムクダーハーンに訪れる人が急増したほどの人気スポットです。

名称ワット・ローイ・プラ・プッタバート・プー・マノーロム
地図GoogleAPで開く
営業時間7:00〜17:00

②ウボンラーチャタニー【ワット・プラタート・ノーンブア】

お次は、南イサーンのウボンラーチャタニーにあるお寺「ワット・プラタート・ノーンブア」です。

こちらの2匹の巨大なナーガが守っているのは、白亜の塔「プラタート・ノーンブア」。

こちのナーガ様は、青・赤・黄・緑のグラデーションが非常に鮮やかで、近くで見るとめちゃくちゃ美しいお体をしています。

とぐろの間に白亜の塔がすっぽりと収まる、ご利益ありそうなショット。

タイのナーガ信仰はメコン川流域で盛んなため、北からここウボンラーチャタニーまで、イサーン地方に広く分布しているというのが興味深いですよね。

ところで、ウボンラーチャタニーでは、毎年7月にキャンドルフェスティバルが開催され、キャンドルで出来た山車が飾られます。

「ワット・プラタート・ノーンブア」には蝋で作られた山車が常設されているので、蝋細工の美しさもぜひ見て行ってください。

名称ワット・プラタート・ノーンブア
地図GoogleMAPで開く
営業時間7:00〜17:00

③ウドーンターニー【カムチャノート・ワンナーキン】

雰囲気がガラリと変わりまして、ウドーンターニーの「カムチャノート・ワンナーキン」は、タイ人にとって本当のパワースポット。

イサーン地方の更に山の奥にありながら、訪問客数の指標でもあるGoogle Mapのクチコミ数はなんと12,000!

幸運を求めて多くの参拝客が訪れます。

カムチャノート・ワンナーキンは浮き島になっており、橋を渡って内部に入ります。

イサーンの山奥に浮き島があるの、すごく不思議なんですよ。

橋を渡る最中から景色と空気がガラリと変わって、「神域に入ったぞ」という感覚に陥ります。

カムチャノート・ワンナーキンは仏教のお寺ではなく、日本でいうところの神社に近いイメージ。

自然と調和していて、日本人は好きになる人が多いんじゃないかな。

こちらの井戸は、ナーガ神が棲むと言われているメコン川の水底に繋がっているのだとか。全体的に神秘的で、おススメのスポットです。

名称カムチャノート・ワンナーキン
地図GoogleMAPで開く
営業時間8:30〜16:30

④チェンライ【ワット・ローンスアテン】

「ワット・ローンスアテン」は、ところ変わりまして北タイのチェンライにある「青いお寺」として有名な場所。

ここは特にナーガで有名というわけではないのですが、訪れたときに「ここナーガ様がいっぱいだな!」というのが第一印象でした。

ナーガ神は上半身を人間の姿に変化させることができるそうで、鱗がみえるこちらの像も、恐らくお釈迦様を守護するナーガ様なのではないかと思います。

お寺の入り口を守っているこちらのナーガ様も、青くて体も長く、格好いいんですよね。

これほど美しく、青を基調にしたお寺と仏像は、タイでもなかなかお目にかかることができません。

チェンライ旅行に行ったら、外すことのできない有名スポット。訪れた際はぜひナーガ様にも着目してみてください。

名称ワット・ローンスアテン
地図GoogleMAPで開く
営業時間7:00〜17:00

⑤スパンブリー【ドラゴンパラダイス公園】

お次はスパンブリー県にいらっしゃる龍。私の知る限り、タイで最も大きな龍です。

実際訪れてみるとわかりますが、「は???」って思わず笑いが漏れるほど、とにかく規格外にデカく、インパクトが半端ないです。

建物がミニチュアに見えてしまうこの巨大さ。

スパンブリーの龍は、ナーガではなくいわゆる中華風の龍なのですが、なんだか顔がチャーミングなので、アホみたいな大きさと相まって、ちょっと気の抜けるスポットです。

龍の体の中は、中国の歴史や社会を紹介する博物館になっています。

この入場料が、なぜかとても強気価格(確か外国人500バーツ)!

そのせいもあってか、訪れた人の98%くらいはスルーしてました。

Sunnyside

この強気な入場料をとるのなら、いっそ龍の中をアトラクションにしてほしい

園内は映画のセットのような建物が並び、お土産屋さんやカフェもあり、全体的に中国のテーマパークのようになっています。

サーンラックムアン(市の柱)も中国風。丁寧にお参りの順番が記されてあったので、しっかり参拝していきましょう。

それにしても龍が本当~にデカい!

トリックアートのような写真が撮れますので、年賀状に使いたくなりますよ(次は12年後だけど)。

名称Heaven Dragon Park
地図GoogleMAPで開く
営業時間10:00〜16:00

⑥ナコンパトム【ワット・サームプラーン】

写真提供:ayumeeen03

ピンクのドラゴンタワーとして有名な、ナコンパトムの「ワット・サームプラーン」。

ナコンパトムはバンコクからも車で1時間半と近いので、訪れたこともある人も多いのではないでしょうか。

写真提供:ayumeeen03

高さ80m、17階建ての巨大なタワーには、大きな龍が巻き付いており、まるで龍に守護されたラストダンジョンのような迫力があります。

写真提供:ayumeeen03

塔の中はらせん状になっていて、頂上まで登ることができます。

土足禁止で床がコンクリートむき出しなので、裸足で登るのが苦手な方は靴下を持参しましょう。

写真提供:ayumeeen03

頂上からは、ナコンパトムの景色を一望できます。とぐろを巻いていた龍の頭頂部にも会えますよ!

Sunnyside

この龍の口の中に硬貨が入ると願いが叶うらしいよ!なんて楽しい賽銭箱!

名称ワット・サームプラーン
地図GoogleMAPで開く
営業時間9:00〜17:30

⑦シラチャ【カオプラクルー修道院】

バンコクから車で1時間半、シラチャー市内の小高い丘の上にある「サムナックソン・カオ・プラ・クルー」も、ナーガがたくさん見られるスポットです。

ナーガに挟まれた階段を登ると、高台の上からは、海の街シラチャーを一望できます。

ハイライトは、この2匹のナーガに守られた水晶が置かれた撮影スポット

天気がいい日に訪れると、青空と海とシラチャーの街並みが、水晶に逆さに映るのが何といっても素敵なんです。

水晶の中に町ひとつ手に入れたような気持ちになり、ナーガ様気分が味わえるかも?

名称サムナックソン・カオ・プラ・クルー
地図GoogleMAPで開く
営業時間7:00〜17:00

⑧ペッチャブリー【ワット・タムジェーン】

画像引用:公式Facebookより

最後にご紹介するのは、チャアムビーチにほど近い場所にある「ワット・タムジェーン」。

こちらのナーガ様は、2023年に完成した新しいスポットだそう。

画像引用:公式Facebookより

なんとその長さは227m!

ナーガ様の長さでいけば、タイで最も大きなものになります。

Sunnyside

やっぱりナーガ様、最近のタイで人気なんだなあ。パワーもらえそうな感じするもんな

ホアヒン方面に向かうときの、定番立ち寄りスポットになるかも?

すぐちかくに家族で楽しめるスイスシープファームがあります。

名称ワット・タムジェーン
地図GoogleMAPで開く

まとめ

以上、タイの中でも特にナーガや龍にハイライトをあてたスポット8か所をご紹介しました。

改めてまとめてみると、やっぱりナーガ様って、タイの中でもパワーがわいてきて「うおー」って元気感じるスポットが多いんですよね。 

皆さんにナーガ様のご利益がありますように!

ABOUT ME
Sunnyside
Sunnyside
タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから
こんな記事もおすすめ