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シンブリー

【シンブリー県】おすすめ観光スポットや見どころを紹介します!

Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

今回は、シンブリー県の見どころについて紹介します。

シンブリー県は、バンコク北部のチャオプラヤー川の平坦な平野に位置する、タイ中部の県です。

この県には、昔、侵攻してきたビルマ軍と戦った戦士の村・バーンラチャンがあります。

2000年頃、「バーンラチャン」というタイの歴史ドラマが公開され脚光を浴び、その後シンブリー県の重要な観光地の一つになったのが、「バーンラチャン オールド マーケット」です。

この記事では、シンブリー県の魅力について紹介していきます。

【市場】バーンラチャン・オールドマーケット

アーントーン県とシンブリー県の県境にあるオールドマーケット。

こちらはアユタヤ時代の市場を再現しているのが特徴です。開催は土日のみなので注意しましょう。

入り口に向かうと、大きな水牛とそれを従えたおじいちゃんが迎えてくれました。

門のところには、アユタヤ時代の兵士を模した人たちも。

日本でいう日光江戸村とか、明治村の様な雰囲気でしょうか?

タイではこういった場所はあまり見かけないので、アユタヤ時代の人たちの雰囲気を垣間見ることができて楽しいです。

市場の屋台も、アユタヤ時代を思わせる竹で出来ていています。

オールドマーケットの川べりには、観客席があり、舞台が設置されていました。

お昼ごろ訪れたのですが、ちょうど舞台でアユタヤ時代の短い劇が行われていました。活劇もこの近さで見ると迫力があり、ワクワクします。

屋台では、炭火で作られたポップコーンなど、さまざまなものが売られていました。

そして、オオミズトカゲとワニの看板がついたお菓子もありました!

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単に卵の形を模しているだけなのか、彼らの卵を原材料に使用しているのか定かではないけど、味はとってもおいしかったということを、ご報告いたします。

このマーケットは、映画村の様な楽しさがあって、とっても良かったです。

これがバンコクに近いアユタヤにあったら、もっと人が集まる人気の観光地になるだろうなと思いました。

「シンブリー県に少し変わったオールドマーケットがあるよ」ということは是非覚えておいてほしいです。

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営業時間土日のみ

【博物館】ワット・サワーンアーロム&ナンヤイ博物館

バンコクではあまり見かけませんが、タイには「ナンヤイ」と呼ばれる、影絵を持って踊る伝統芸能があります。

このナンヤイを保存した博物館がタイには数か所あり、その一つがシンブリー県のワット・サワーンアーロムの隣に建てられています。

入り口にポスターが飾られており、右手の建物が博物館になっています。

扉はガッツリしまっていましたが、「WELCOME」の言葉を信じて入りましょう。

中はそれほど広くありませんが、影絵がバックスクリーンに飾られて展示されており、影絵の色鮮やかさと精緻さに目を奪われます。

主にラーマーヤナ物語に出てくる宮廷の人たちや神々が描かれています。影絵は牛の皮から作られるのだとか。

この影絵、釘でひとつひとつ穴をあけて作っていくのですが、本当に躍動感ありますよね。

実際に使われる影絵が積み重ねられていました。スタッフさんに声をかければ、手に取ってみることもできます。

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影絵は思ったより厚く重いので、これを持って踊るのは筋肉使いそう

シンブリーの影絵博物館のもう一つの特徴は、館内に舞台があるところ。

団体で事前に予約をすれば、劇を見ることもできるようです。

タイに来てから、この影絵の幻想的な美しさにすっかり魅せられてしまったので、こじんまりとした博物館でしたが、とても満足度が高かったです。

伝統文化に触れてみたいという方におススメの場所です。

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【寺院】ワット・プラノーン・チャクシー

ワット・プラノーン・チャクシーは、シンブリーの地元の人々の間で崇拝されているお寺で、長さ50メートルのスコータイ様式の涅槃仏像があります。

木のお寺の柱には彫刻が施され、じっくり見てしまいたくなる魅力があります。

通常、涅槃像の前には、同じ形をした涅槃像の小さなレプリカが置かれてあるのをご存じでしょうか?(ちなみに写真はレプリカです)

写真はアーントーン県のワット・クン・インタプラムーン。涅槃像の右下に同じ形をした小さな涅槃像が置かれています

これは、本体の涅槃像の保護のため、小さなレプリカ像を設置し、触ったり、金箔を張り付けたりすることで、ご利益を受ける役割があります。

こちらのお寺の面白いところは、建物の中にある涅槃像のレプリカがお堂の外にあり、レプリカ自体も、それなりの大きさで鎮座している点です。

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こちらの涅槃像も十分立派なので、初めこちらがメインの涅槃像かと思った

全身を余すところなく金箔で覆われていて、触るだけでご利益がありそうです。

肝心の長さ50mの本体の涅槃像の方はというと、本堂の回廊が細長いため、なかなか回廊から涅槃像のお姿が見えないという惜しい造り。

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ワット・ポーってやっぱりよくできているんだなあ

柱の間からちらりとのぞく涅槃像。

ワットポーの涅槃像も長さ49mなので、ほぼ同じ大きさの筈なのですが、像から距離を置いて見られないからか、こちらの方が大きく感じました。

できるだけ全景を入れようと頑張っても、これが限界でした。

回廊の後ろ側は美術館の様になっており、壺や仏像などが飾られていました。

プミポン前国王の古紙幣もありました。

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若かりし日の紙幣はもう流通してないので、見られて嬉しい!

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営業時間8:00〜17:00

【寺院】ワット・サイ(ガジュマルのお寺)

シンブリー県で最後に訪れたのは、ワット・サイという遺跡寺院。

私はアンコールワットなどの木で覆われた遺跡が大好きなのですが、この場所はガジュマルの木が本堂を守っており、遺跡でありながらもお寺としての機能が残っているということで、ワクワクしながら訪れました。

入り口部分。レンガが崩れかけており、左上部がひび割れています。

本来であれば崩壊してしまってもおかしくないところですが、ガジュマルの木が全体を覆っていることで、崩れるのを防いでいます。

四角い本堂の至る所に、ガジュマルが根を張っています。

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窓も木で覆われてしまっているところがラピュタっぽい!

この仏像の上部、左右に真っすぐ架かっているものも実はガジュマルの枝なんです。

おそらく梁の上に枝が伸びて、あとで梁だけが倒壊したのではないかと思います。

縦横無尽に伸びるガジュマルの力強さを感じますね。

本堂のそばには、チャオプラヤー川が静かに流れていました。バンコクを離れると、チャオプラヤー川の周辺もひたすらのどかです。

こちらのお寺の周囲の集落も、とてものどかな雰囲気でした。時間があればふらふらと散策したかったです。

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【レストラン】パイブーン・ガイヤーン

中部タイを移動するときのメインロードとなる国道32号線沿いに、ガイヤーンの有名なお店がありましたので、お昼ご飯をここで食べました。

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中部タイの幹線道路沿いには、ところどころガイヤーンの有名店があるのが面白い。他に名産品がないのかもしれないけど…

有名店だとガイヤーンだけでも結構いいお値段だったりするのですが、こちらはセット料金もあって頼みやすかったです。

かなり大きな店舗なので、店内の雰囲気はあまりローカルっぽくないですね。

ガイヤーンはコショウとニンニクが効いていて、皮もパリパリで美味しかったです。

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ガイヤーンとカオチャオ(もち米)があればとりあえず子供は満足するから、ガイヤーン様様!

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営業時間10:00〜21:00
Facebookhttps://www.facebook.com/paiboonkaiyang/

まとめ

シンブリー県は、バーンラチャンオールドマーケットと影絵博物館が、この県ならではの観光スポットだと思います。

バンコクからも日帰りで行けますので、アユタヤから少し足を伸ばして訪れてみてはいかがでしょうか。

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タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから

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