2024年10月現在:1バーツ=約4.4円
写真の無断転載は全面的にお断りしております

バンコク生活

菜食週間キンジェーの名物「ピーナッツキャンディー(トゥップタップ)」を食べに行こう!

Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

タイには、毎年太陰暦の9月1日から9日まで、キンジェー(ギンジェー:กินเจ)と呼ばれる菜食週間があります。

2024年は10月3日(木)から10月11日(金)まで

この期間は、バンコクの中華街(ヤワラート)を中心に、各地で菜食メニューが販売されます。

そして、このキンジェーの期間に販売されるお菓子として有名なのが、ピーナッツで作られたキャンディーのお菓子「トゥップタップ」。

タラートノイエリアの老舗「トゥップタップラオペ」というお店では、キンジェーの期間中、このトゥップタップを作っているところを見ることができます。

目の前でハンマーが振り降ろされ、トントンと作られていくピーナッツキャンディー。

この臨場感が見られるのは、キンジェーの9日間のみ!

販売情報

  • 販売期間:2024年10月2日~11日
  • 販売時間:午前9時~午後9時(12:00~13:00と17:00~18:00に休憩)
  • 金額:1包50バーツ・5包入250バーツ
  • 予約:電話予約・20袋以上・店頭受取のみで予約可能
  • 電話番号:080-5169-889
  • SNS:FacebookInstagram

詳しく紹介していきますね。

タラートノイの老舗「トゥップタップラオペ」

「トゥップタップラオペ(ตุ๊บตั๊บเหล่าแปะ:toobtublaopae)」は、バンコクで街歩きが楽しいエリアとして注目を浴びている、タラートノイエリアにあります。

Sunnyside

1942年創業の老舗だよ!

電車で行く

MRTでワットマンコン駅またはファランポーン駅から徒歩でアクセス

バスで行く

プロンポンエリアから行く場合は、25番のバスなどに乗り、ワットトライミット近くで降車

私が訪れたときは、MRTファランポーン駅から行きました。

ワットトライミットを通り過ぎ、

中華街門を抜け、

タラートノイのチョーシューコン廟(清水祖師廟)の看板のある入り口から、路地裏に入ります。

お店は「蓮那念佛社」と書かれた、小さなお廟の隣にあります。

Sunnyside

キンジェー期間のヤワラートの景色も楽しいので、MRTワットマンコン駅から行くのもオススメ!

ピーナッツキャンディ(トゥップタップ)が作られてるところを見よう

お店でピーナッツキャンディー「トゥップタップ」が販売されるのは、朝9時から。

たくさんの人が並ぶと聞いていたので、8時過ぎに訪れたところ、2番目でした。

特に整理券などはもらわず、売り子のおばさまから「顔覚えたからここにいなくてもいいわよー」と言われたので、9時近くまで周辺を散歩してました。

Sunnyside

タイの商人の記憶力の良さはすごいんよ

散歩で真っ先に訪れたのは、トゥップタップラオペの売り場の先にある、チョーシューコン廟(Chow Sue Kong Shrine:順興宮清水祖師爺)

キンジェー期間中はとても美しく装飾がされ、たくさんの方が訪れています。トゥップタップを買いに来た際は、忘れずに参拝しましょう。

タラートノイエリアでは、ほとんどの屋台でキンジェーのシンボルである「ジェー:齋」の字が書かれた飾りを見ることができます。

これらの屋台では、菜食を中心としたメニューが販売されています。

普段と違った街並みが楽しめますよ。

9時少し前にお店に戻ると、お店の前は人だかりができていました。

作っている様子をじっと眺めているのが面白く、待ち時間も飽きさせません。

フライパンの中で溶かした砂糖に、ピーナッツを練り込みます。

机の上に置かれた、練り飴状のピーナッツ。

砂糖と豆独特の甘いにおいが合わさって、「この状態でもいいから一口食べたい!」と思ってしまうほど。

ハンマーでたたきやすいように、包丁で伸ばして重ねていきます。

いよいよハンマーで叩きます!

2人で交互にリズミカルに叩いていく姿は、まるで熟練の餅つきのよう。

叩いては重ね、叩いては重ね、ピーナッツが跡形もなくなるまでハンマーが大活躍。

すっかり砕けて生地のようになったピーナッツに、粉を塗りつけながら細長く伸ばしていきます。

最後に、サクサクと大きな包丁で斜めに切って完成。

どうしてこうなるのか見当がつかないのですが、粉がついた外側は、飴細工のようにふわふわに仕上がります。

Sunnyside

このふわっとした感じは、出来立てならでは!

1包に4個入って50バーツ。

2022年まで40バーツでしたが、2023年に値上げとのこと

小さく見えますが、とても甘いので1日1個でも口が満足します。

トゥップタップは目の前でどんどんとできていくのですが、それ以上に1回の注文量が多い!

特に、デリバリーで大量注文が入ることもあるので、気長に待ちましょう。

Sunnyside

お昼過ぎに行った方が、意外に混まないという情報もありました!

ピーナッツキャンディ(トゥップタップ)を実食

出来立てをすぐに食べたかったので、近くのカフェ・ソーヘンタイマンションで頂くことにしました(※持ち込み確認済み)。

出来立てのトゥップタップは、芯はしっかりとした歯ごたえで、外はホロッホロ。

口いっぱいにピーナッツの香りと甘さが広がります。

Sunnyside

暑かったので炭酸飲料にしちゃったけど、このお菓子には圧倒的にコーヒーか無糖のお茶が合う

また、ワットトライミット前のヤワラート通りにも支店が出ていました。

こちらの方が大人数の体制だったので、早く買えるかもしれません。

ちなみに私の周りでは、キンジェー期間にトゥップタップの美味しさにハマってしまう人が続出!

トゥップタップラオペ店のものではないですが、トゥップタップはヤワラートやローカルスーパー等でも販売していますので、お土産にもおススメですよ。

この期間ならではの光景とお菓子、ぜひ実食してみてくださいね。

トゥップタップ販売情報

販売情報

  • 販売期間:2024年10月2日~11日
  • 販売時間:午前9時~午後9時(12:00~13:00と17:00~18:00に休憩)
  • 金額:1包50バーツ・5包入250バーツ
  • 予約:電話予約・20袋以上・店頭受取のみで予約可能
  • 電話番号:080-5169-889
  • SNS:FacebookInstagram
ABOUT ME
Sunnyside
Sunnyside
タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから

こんな記事もおすすめ