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こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat56.jpg)
ワットアルンが見えるレストランなどから川を眺めていると、バンコクのチャオプラヤー川には、たくさんのボートが行き交っていますよね。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat6.jpg)
このボートに乗ってみたいなと思いつつも、
「どの船に乗ればいいのか分からない」
「チケットはどこで買えばいいの?」
というような不安から、チャレンジしたことがないという方も多いかと思います。
今回この記事では、チャオプラヤー川の水上を走るボートの中でも比較的乗りやすい「チャオプラヤーエクスプレス」について紹介します。
- 船の種類
- ルート
- 乗り方
- 各船着場から行ける主な見どころ
などを、徹底解説していきます。
このボートだけでも乗れるようになると、チャオプラヤー川周辺の移動や街歩きがぐっと楽しくなりますよ!
- チャオプラヤーエクスプレスの概要
- チャオプラヤーエクスプレスの種類
- チャオプラヤーエクスプレスの路線図
- チャオプラヤーエクスプレスの乗り方
- 各船着き場から行ける主な見どころ
- 【N1】オリエンタル(Oriental)
- ★アイコンサイアム(Iconsiam)
- 【N3】シー プラヤー(Si Phraya)
- 【N4】クロムジャーター(Marine Department)
- 【N5】ラーチャウォン(Ratchawong)
- 【N6】サパーン プット(Memorial Bridge)
- 【N7】ラーチニー(Rajinee)
- ★ ワットアルン(Wat Arun)
- 【N9】ター チャーン(Tha Chang)
- 【N10】プランノック(Phrannok)
- 【N11】ターロットファイ(Thonburi Railway STN.)
- 【N13】プラーアーティット(Phra Arthit)
- 【N15】テーウェート(Thewet)
- 【N33】パークレット(Pak Kred)
- まとめ
- チャオプラヤーエクスプレス情報
チャオプラヤーエクスプレスの概要
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat2.jpg)
チャオプラヤ エクスプレス ボート(Chao Phraya Express Boat)は、1971年からサービスを開始している水上ボートです。
主にチャオプラヤー川の、サトーンとノンタブリー間を運行しています。
2020年には、通勤用のエアコン付高速ボート・レッドラインも就航しました。
交通渋滞問題を抱えるバンコクにとって、重要な移動手段のひとつとなっています。
もうひとつチャオプラヤ川を運行するボートといえば、ツーリスト向けのHop On Hop Off Boat。こちらは主要な観光地を効率よく回るのにオススメです。
チャオプラヤーエクスプレスの種類
チャオプラヤーエクスプレスが運行するボートは、現在4つの種類に分かれており、それぞれ運行区間と停船場所、運賃などが異なっています。
オレンジライン
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat40.jpg)
- 運賃:一律16バーツ
- 区間:ワットラーチャシンコン(アジアティーク)⇔ノンタブリー間
- 時間:6:00~18:00まで20-30分間隔で運行
イエローライン
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat48.jpg)
- 運賃:一律21バーツ
- 区間:サトーン⇔ノンタブリー間
- 時間:平日の早朝・夕方のみ運行(主に通勤用)
グリーンライン
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat55.jpg)
- 運賃:14〜33バーツ
- 区間:サトーン⇔パーク・クレット間
- 時間:平日の早朝・夕方のみ運行(主に通勤用)
レッドライン
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat43.jpg)
- 運賃:一律30バーツ
- 区間:サトーン⇔ノンタブリー間
- 時間:平日の早朝・夕方のみ運行(主に通勤用)
それぞれのラインには、船にその色の旗(フラッグ)がついているので、乗船の際に旗を確認してみましょう。
(※以前は、旗がついていない「通常路線」というものが運行していましたが、2023年6月現在、一時休止となっています)
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チャオプラヤー川を自由に行き来したいときは、最も運賃が安く、停船場所が多い「オレンジライン」を使用するのがオススメです。
チャオプラヤーエクスプレスの路線図
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat10.jpg)
2023年6月現在、チャオプラヤーエクスプレスの各ラインの路線図は、下記のようになっています。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/11/1-1-724x1024.jpg)
個人的に重要だと思っているのが、チャオプラヤー川のどちら側(例えばワット・ポー側なのかワット・アルン側なのか)に船が停まるのかという点。
これを間違えると、対岸に渡れず遠回りになってしまうこともあるので、対岸(ワット・アルン側)にある船着き場には、印をつけました。
タイ語表記も付けたので、行きたい場所を指さしで伝えることもできるよ!
また、VIA Busというバスの路線図アプリで、ボートの停留所や現在地を知ることもできます。
このアプリを使いこなすことで、よりボートライフが快適になりますよ。
停船場所は、2023年現在、様々な箇所で改装工事を行っています。
路線図は変更となる可能性があるので、最新の情報は公式HPまたは現地で確認をしてみてくださいね。
チャオプラヤーエクスプレスの乗り方
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat1.jpg)
チャオプラヤーエクスプレスは、各船着き場でチケットを購入し、乗船することができます。
この記事では、電車からのアクセスで一番行きやすい「サトーン船着き場(サパーンタクシン駅)」の乗船方法について紹介します。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/eki-.jpeg)
BTSシーロム線のS6「サパーンタクシン駅」で降りると、2番出口から出て、階段をおります。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_9712.jpg)
そのまま高架線を真っすぐ進みます。
ショッピングモール ICONSIAMの専用シャトルボートの船着き場とほぼ同じ場所にあるので、標識を頼りに進むと間違いがないです。
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チャオプラヤー川が見えてきたら、左手に行きます。
このあたりは、他の船の船着き場があったり、ツーリストボートツアーの勧誘をする人がいたりするので、間違った船に乗らないように注意しましょう。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat3.jpg)
左手に進んでいくと、チャオプラヤーエクスプレスの赤いチケット販売カウンターが見えてきます。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat33.jpg)
- 左側の窓口:通常のチャオプラヤーエクスプレスボート
- 右側の窓口:ツーリストボート「Hop On Hop Off Boat」
チャオプラヤーエクスプレスボートに乗りたいので、左側で購入しよう!
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat47.jpg)
早朝と夕方を除いて、基本的には「オレンジライン」のチケットを購入することになります。運賃(16バーツ)を支払い、チケットを受け取ります。
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat58.jpg)
こちらがチケット。運賃は一律ですが、降りる場所をチケットの右上にメモしてくれました。
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この乗り場には他のボートの乗客もたくさんいますが、スタッフさんがチケットを見て「どの列で何分くらい待てばいいのか」を教えてくれます。その案内通りに乗船しましょう。
チャオプラヤーエクスプレスでは、乗り間違えがないように、どこの乗り場でも、また船上でも、スタッフさんが丁寧に対応してくれる印象。
分からないことがあれば、スタッフさんに聞こう!
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オレンジラインのボートが来ました。オレンジの旗が、船尾(右端)についていますね。
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船内はこんな感じになっています。
船同士がすれ違ったりするときに、たまにチャオプラヤー川の水が体につくことがあるので、心配な方は内側に座っておきましょう。
各船着き場から行ける主な見どころ
ここでは、サトーンからテーウェートまでの各船着場から、徒歩でアクセスできる主な見どころを、写真ギャラリーで紹介していきます。
実際にボートに乗ってみると、こんなところにもボートから行けるのか!という場所がいっぱいあるので、新しい発見がありますよ。
いまやバンコク旧市街へのお出かけにはMRTが主流だけど、ボートからのアクセスも雰囲気があっていいよ
【N1】オリエンタル(Oriental)
マンダリン オリエンタルホテル
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アサンプション大聖堂
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★アイコンサイアム(Iconsiam)
アイコンサイアム
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LONG 1919
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【N3】シー プラヤー(Si Phraya)
リバーシティ
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ディナークルーズの発着地となっているほか、アートセンターとしての役割も。
Werehouse30
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TCDC(タイランド・クリエイティブ・デザイン・センター)
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この辺りはジャルンクルン通りエリアの中のアート街だよ!
【N4】クロムジャーター(Marine Department)
タラートノーイ地区
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![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat7.jpg)
【N5】ラーチャウォン(Ratchawong)
ヤワラート
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat34.jpg)
オンアン運河ウォーキングストリート
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat11.jpg)
ラーチャウォン通り
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_9783.jpg)
【N6】サパーン プット(Memorial Bridge)
パーク・クローン花市場
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat13.jpg)
ヨートピマン・リバーウォーク
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/image5-3.jpg)
チャオプラヤースカイウォーク
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat49.jpg)
【N7】ラーチニー(Rajinee)
ワット・ポー(※2023年現在最寄りのN8 ターティアンが改修中のため)
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サイアム博物館
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_9231.jpg)
ワット・アルンの対岸
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat38.jpg)
★ ワットアルン(Wat Arun)
ワット・アルン
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クディチン地区
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat30.jpg)
ワット・ホン ラタナーラーム ラーチャウォラウィハーン
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat19.jpg)
【N9】ター チャーン(Tha Chang)
ワット・プラケオ(王宮)
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat37.jpg)
バンコク国立博物館
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat53.jpg)
ゴールデンプレイス
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/image17-1.jpg)
【N10】プランノック(Phrannok)
ワンラン市場
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ワット・ラカン
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【N11】ターロットファイ(Thonburi Railway STN.)
国鉄トンブリー駅
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【N13】プラーアーティット(Phra Arthit)
カオサン通り
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat21.jpg)
サムセンエリア
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat16.jpg)
【N15】テーウェート(Thewet)
テーウェート市場
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat25.jpg)
イマキュレートコンセプション教会(ドゥシット地区)
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_9710.jpg)
ラマ8世橋
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_7597-1-1.jpg)
【N33】パークレット(Pak Kred)
クレット島
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まとめ
![](https://www.bangkok-pukuko.com/wp-content/uploads/2023/06/ChaoPhrayaExpressBoat8.jpg)
いかがだったでしょうか。
片道16バーツで、チャオプラヤー沿岸の主だった場所をほぼ制覇できてしまうというのは、本当にすごいですよね。
アジアティークやクレット島の方まで延伸しているというのもありがたいです。
バンコク市民のチャオプラヤー川の移動手段として、長い歴史を持つチャオプラヤーエクスプレス。
一度は乗ってみて、また違ったバンコクの魅力を感じてくださいね。