タイに行く予定なんですが、旅行保険は入った方がいいですか?
と、読者さんやSNSのフォロワーさんから質問を受けます。その時の私の答えは一択です。
保険は絶対に入ってください!!!!
何が起こるか分からない海外。突然熱を出すかもしれませんし、お腹を壊すかもしれません。
いざというときにきちんと病院で診てもらえるよう、保険は必須です。
また、保険に入っておけば、「カメラを落とした」「バッグを盗まれた」などのアクシデントに対しても保障してくれます。
専門の海外旅行保険に改めて加入するのも安心ではありますが、もし加入しないにしても最低限クレジットカードは持っておきましょう。
今からご紹介する年会費無料のクレジットカードに入れば、海外での買い物時も便利ですし、海外旅行保険もついてきます。
特にオススメな2つのカードをご紹介させていただきます!
抑えておきたい!海外旅行保険の基本的な保償内容
まずはじめに、海外旅行保険のときのトラブルで、どんなことが保障されるのか?を確認しておきます。
- 傷害死亡:旅行先でケガを原因に亡くなったときに保険金を受け取れる補償
- 傷害後遺障害:旅行中でのケガで後遺症が残ってしまった場合の補償
- 傷害治療費用:旅行中のケガの治療費をカバーしてくれる補償
- 疾病治療費用:旅行中にかかった病気の治療費をカバーしてくれる補償
- 賠償責任:他人や他人の物に損害を与え、賠償責任を負ったときに保険金を受け取れる補償
- 救援者費用:遺体や病人の移送・搬送にかかる費用をカバーしてくれる補償
- 携行品損害:旅行中に自分が所有している携行品(カメラ、バッグ、衣類など)が盗難・火災・破損といった偶発的な事故により損害を受けときに保険金を受け取れる補償
傷害・疾病治療費用は、自分がケガや病気をしたときのために、必ず準備しておきたい補償ですよね。
また、賠償責任も大事。子供が走り回って店の物を壊してしまった!など、特に子連れ旅行だと何があるか分かりません。
その賠償費用は、思っているよりも高額になることも。
でも案外、一番恩恵を被るのは携行品損害かもしれません。
家族や友人が何度かタイに来ていますが、実は観光地でスリにあったケースが一度ではありません。財布やスマホが盗まれてしまったケースが何度かあります。
何度でも言いますが、海外旅行保険に入っておくことはタイに来るなら必須事項なんです!!
家族や友人にも口を酸っぱくして伝えています!
クレジットカード付帯の保険は組み合わせて使うのがオススメ!
ただし、年会費無料でついてくる海外旅行保険の補填額は、それぞれ少なめ。
正直、万が一コロナに罹患して、日本語の通じるバンコクの私立病院に入院することになった場合、カード1枚の疾病治療費用額では足りない場合があります。
でも旅行でお金を使うし、出来る限り節約したい…
そんな方は、年会費無料のクレジットカードを2枚組み合わせて使うのがおすすめです。
2枚組み合わせることで、その分、補償金額は合算され、各カードに付帯する保険金額の応じて、損害額を按分し、支払いをしてくれます。
傷害死亡・後遺障害の保険金額は合算されないから注意!
もちろん保険金額は、実費でかかった費用が上限です。
では、具体的におすすめなカードを紹介していきます。
海外旅行ならエポスカードに入っておいて損なし!
ショッピングモール・マルイが発行するクレジットカードではありますが、マルイを利用しない方でもかなりメリットの多い”エポスカード“
年会費永年無料・即日発行・学生でも入れる、ということでメリットの多いカードです。
海外旅行のときには、持っていて損なし!必須のカードです。
詳しく中身を見ていきますね。
エポスカードの補償内容
エポスカードは2023年10月1日より補償内容が変わります。詳細は以下の図の通り。
ひとつ注意点として、2023年10月1日より、自動付帯から利用付帯に変更になること!
今までエポスカードを持っているだけでついていた海外旅行保険が、旅行に伴う料金をエポスカードで支払うという条件になったことで、補償内容が大幅に充実しました。
パッケージツアー・航空券・電車・バス・タクシー
【エポスカードの特徴①】入会金・年会費が永年無料!
まずはなんといってもこれ!エポスカードは入会金も不要かつ年会費も不要。
初年度無料のカードを作って、使わないまま放置→知らないうちに年会費かかっていた…なんてことになりません。
【エポスカードの特徴②】即日発行!
旅行の準備って、ギリギリにすることが多いと思いませんか?
きっとこの記事を読んでいるあなたも、「来週からタイ旅行やし、色々検索しておこう!」と思って見てくれているんじゃないでしょうか?
海外旅行保険に入りたいけど、もう来週じゃ間に合わない…
エポスカードなら、最短即日発行可能なので、旅行ギリギリでも間に合います!!
ただ、即日受け取りができる店舗は限られているので、そこだけ注意が必要です。
【エポスカードの特徴③】学生・主婦でも発行可能!
タイに住んでから親が来ることが増えました。
義母は専業主婦なので、カードに入ることができないって諦めていたんですけど、エポスカードなら問題なく入れました!
夫に収入があって、その扶養に入っていれば大丈夫です◎
また、大学生の卒業旅行でっていう方でも気軽に入れるのがいいですね。
みんな持ってる楽天カードもオススメ!
持っておくと便利な楽天カード。持ってるよって方も多いのでは?もちろん私も持ってます!
楽天カードに入るだけで5,000ポイントもらえて、ポイント還元率常時1%。
普段の生活でもポイントが貯まりやすいですし、貯まったポイントは楽天で買い物するというイメージの湧きやすさが魅力ですね。
そんな楽天カードも、年会費無料なのに、海外旅行保険も無料でついてきます!!
楽天カードの補償内容
傷害死亡・後遺障害の最高額が2,000万円と非常に大きいです。
ただし、通常の楽天カードだと携行品損害に対しては補償がつかないので、その点は注意です。
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードであれば、さらに補償内容は充実します。
【楽天カードの特徴①】入会金・年会費は永年無料
まず大前提でコレ!
入会金・年会費は永年無料です!2年目以降もかかりません。
ちなみに、楽天ゴールドカードは年会費2,200円、楽天プレミアムカードの場合は年会費11,000円かかります。
ただし、楽天プレミアムカードであれば、海外の空港ラウンジも使い放題の「プライオリティパス」がつくよ!!
【楽天カードの特徴②】保険は利用付帯!
通常の楽天カードだと、保険は自動付帯ではなく利用付帯になるので注意が必要です。
利用付帯とは、日本を出国する以前に旅費に関する項目を楽天カードで支払っていることを条件に、保険が付帯するということ。
以下の項目に関して、1円以上の代金をクレジットカード決済していれば対象となります。
- 渡航先への航空券
- 目的地までの乗継便の航空券
- 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金
などが該当します!
楽天カードをメインのカードとして使ってたら忘れないでしょうけど、メインじゃない場合は忘れないように要注意ですね。
楽天プレミアムカードなら、保険は自動付帯となります。
【楽天カードの特徴③】学生・主婦でも発行可能
学生や主婦でも入りやすいのが、楽天カードが人気の理由でもありますね。
申し込むと5000円分の楽天ポイントが付与されるという特典付き。
ほんと、楽天を使う人なら絶対みんな持っておいた方がいいです。
【楽天カードの特徴⑤】ゴールドカード・プレミアムカードであればラウンジ利用可能
年会費はかかりますが、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードの会員であればラウンジも利用できます。
食事もできて、無料Wi-Fiもあって、搭乗までの時間を優雅に過ごすことができるので、ラウンジは大好きです!
楽天ゴールドカードは年会費2,200円、楽天プレミアムカードの場合は年会費11,000円かかります。
国内ラウンジ
楽天ブラックカード・楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードの会員(家族カード会員含む)であれば、日本国内のラウンジを利用することができます。
タイに発着する国内の国際空港も対象です。
- 成田空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港セントレア
- 福岡空港
海外ラウンジ
また、楽天プレミアムカードの会員(家族カード不可)であれば、1,300カ所以上の海外空港ラウンジで利用できるプライオリティ・パスを無料で申し込み可能です。
バンコク・スワンナプーム国際空港
もちろんスワンナプーム空港も対象だよ!
タイで使うクレジットカードのおすすめブランドは?
クレジットカードなら、JCBやVISAなど様々なブランドがあります。
タイで使うなら、”VISA”で作っておけば間違いありません。
海外旅行だとJCBはイマイチと書かれていることも多いんですが、タイだとJCBカードを使えば割引が効く施設も時々あるので、2枚目に持っていても良いかなとは思います。
1枚目はVISA、2枚目はJCB、MasterCardのなかで選ぶと良いでしょう。
海外旅行時におすすめなクレジットカードのまとめ
以上、海外旅行時に持っておいた方がいいクレジットカードについてまとめてみました。
結論、エポスカードと楽天カードの2枚使いがオススメ。入会金・年会費が永年無料で、海外旅行保険がついてくるとなれば、使わない手はありません。
しかも、2枚の補償金額を合算されるとなれば、2枚持っておいた方が、いざというときに安心ですね。
エポスカードと楽天カードで、是非安心してタイ旅行に来てください!!