
ワチラロンコン現国王の母である、シリキット王太后が2025年10月24日に崩御されました。
現在、タイは服喪期間にあたります。
タイへ旅行予定の方から多数ご質問をいただいておりますので、現在の状況を分かる限りでまとめました。
観光について
王宮(ワット・プラケオ)など王室関連施設は、入場が制限される場合があります。
(本日10月26日、病院から王宮へご遺体が移送され、11月9日まで拝観停止と言われています)
交通機関、銀行、病院、その他の公共サービスは基本的に平常通り機能する見込みです。
夜の娯楽施設については店舗にご確認ください。
イベントなどについて
コンサートやパーティーなど娯楽行事の30日間の自粛要請が出ています。
全面中止などの強制的な対応ではなく主催者の判断によるので、公式サイトで確認、または問い合わせを。
タイでの過ごし方
タイでの過ごし方 タイ国民は弔意を表すために外出時には黒か白、暗めの色の礼節を持った衣服を着用することが望まれるとされています。
観光客に対して服装の制限はありませんが、配慮するのであればモノトーンの服装が望ましいかなと。(着ていなくても、咎められたり罰則があるなどはありません)
また、小さいお子さんの場合、そこまで厳格になる必要はないかと思います。
※9年前の前国王のご崩御の際、毎日着れるほど多数の黒い服は持ち合わせてなかったですが、少し外に出るのに普通の服を着ていても問題なかったです。
タイの方々への敬意を
プミポン前国王が「国民の父」と呼ばれていたように、シリキット王太后もまた国民にとって母のような存在であり、タイの発展に尽力されました。
前国王と共にタイの多くの農村を訪れ、国民の声に耳を傾けられました。
また、伝統文化の保護や環境保全の促進にも取り組まれ、多くの国民の信頼を集められました。
外国人である私たちは、偉大な方を失ったタイの方の悲しみに寄り添う気持ちが大切ではないかと思います。
王太后陛下のご冥福を心よりお祈りいたします。







