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ブンカーン

ブンカーンのクジラ岩で朝日を見る!子連れ観光の注意点も

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Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

ブンカーンのクジラ岩(Three Whale Rock:ヒン・サーム・ワン)。

連なる巨大岩が大地を泳ぐ三頭のクジラに見えることからそう呼ばれています。

Unseen Thailand(まだ見ぬタイイランド)として、タイの中でも人気になりつつある場所です。

現状、既存の日系ツアーだとクジラ岩は日中に訪れる行程となっており、朝日を見ることはできません

私たちの場合は朝日が見たかったので、HISに依頼してブンカーンに泊まるパターンでツアーを組んでもらいました。

現地で当日ぶっつけ本番でアレンジできるのか不安でしたし、朝日を拝めないというのは避たいところだったので、ローカルにこだわらない場合はこの方法をおススメします。

それでは、実際に行ったときの様子をレポートしていきます!

朝4時半・クジラ岩へ向けて出発

ブンカーン市内にある「The One Hotel」から、早朝4時半ころ出発しました。

車を走らせること30分、クジラ岩のあるプーシンという国立森林保護地区の管理センターに5時頃着きました。

ここからは、自家用車の乗り入れができないため、保護地区のレンジャーさんに運転手兼ガイドをお願いすることになります。

車は乗り合いにもできますが、1台チャーターする場合は500バーツでした(2022年時点)

ルートは、回る箇所によって長いものと短いものと2種類あるようです。

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ドローンも1000バーツで貸し出しできるみたいです!

真っ暗闇の中、ピックアップトラックに乗って山の上に登っていきます。

夜明け前は全く視界が見えないので、これだけでもアトラクションのよう。

朝5時半・クジラ岩へ登り始める

5時半頃、目的の場所に着きました。

木のトンネルがまっくらで、まるで異界への入り口みたいになってます。

トンネルを抜けると、いつのまにかくじらの背中に立っていました。

クジラ岩は、尻尾からみて左がお父さんクジラ、真ん中がお母さんクジラ、右が子クジラです。

私達はガイドさんおススメの、真ん中のお母さんクジラからチャレンジ。

背中を恐る恐る進むと、お父さんクジラと夜明け前の雄大な自然が一面に広がりました!

覚悟はしてきましたが、やはり柵なし垂直の崖が怖い!!

でもそれ以上に景色がすごい!!

ちょっとホラー写真みたいになってますが、子供とお母さんクジラ岩の幅を比べるとこんな感じ。

この岩は割と傾斜もなく幅も広いので、木々に囲まれたエリアで真ん中に立っている分には子供でも大丈夫だと思います。

夜明け前のマジックアワー。

日の出まで意外に待ち時間があるので、子供たちは飽きてしまってクジラの背中でタブレットで遊びはじめる始末。

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でもあちこち動き回るより安心!むしろスマホ持ってシャッターチャンスを狙ってうろうろしている自分の方が心配

徐々に空が明るくなってきて、他の人たちも集まってきました。

プーシン国立森林保護地区は、入り口でもここにも、犬が何匹もいました。

クジラ岩は「ここから先はさすがに危ない」というラインに黄色点線が引かれているのですが、犬はちょうどその辺りでウロウロしていたので、信憑性?はありそう。

レンジャーさんはカメラマンも兼ねているので、色々写真を撮ってくれました。

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岩のはじっこの方は、丸みで傾斜があるので怖い!私にはここが限界

クジラ岩で朝日を拝む

しばらくゆったりとした時間を過ごしていると、東の空に朝日が指しました。

朝日と一緒に記念撮影。

何とか無事に親子で日の出を見ることができました。

この緑がメコン川に、そしてラオスにつながっているのだと思うと、タイの自然の雄大さに改めて圧倒されます。

それはさておき、どんな時でも楽しむことを忘れないタイ人。

お父さん岩でドローン撮影をしながらヨガをやっているグループがいて、笑いを誘いました。

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落ちたら終わりな傾斜があるとこで片足立ち!むりむりむり!!

そんな彼らを追いやるような構図で記念撮影。

すっかり夜も明け、朝日を堪能したので、お父さん岩に移動します。

お母さんクジラと子クジラは、森の木々でつながっています。

ちなみに、子クジラには歩いて渡ることはできません。

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お母さんと子クジラの間は、落ちても木があるからなんとかなるかな…?という窪み

先ほどまっくらだった入り口部分。木の枝がトンネルみたいになっていたんですね。

お父さん岩に移ってきました。こちらは、先の方に木が生えているのが面白いですね。

こちらのワンコもやはり点線部分にいました。

傾斜があるため、点線まで行く勇気は私にはとてもありません。ホントにあのラインで大丈夫なのか?

お父さん岩からは、ブンカーンの絶景がより間近に感じられました。

ところで、「絶景ポイントにいる私」を撮ろうと思ったら、自分たちはお父さん岩に、カメラマンはお母さん岩にいる必要があります。

私の場合は、とても子供たちをお父さん岩の先っぽの方まで連れて行く自信がなかったので、この構図の写真はお願いしませんでした。

さっきまで立っていたお母さん岩。横から見ると、こちらも十分にスリルあります。

個人的には、お父さん岩はお母さん岩以上に傾斜があって、安心できる平らな部分の幅が少ないな、と感じました。

こちらから先にきていたら、多分もっと怖く感じたと思います。

そろそろ帰ろうかとなったときに、ようやく「子ども達と無事に見終えてよかった…」という大きな安堵のため息がでました。

お父さん岩の背中を降りてから、右手に進むと、別の撮影スポットがあります。

おもむろに置かれたほうきたち。こんなところで落ち葉を掃くのか?とおもったら。

まさかの撮影アイテムでした。ホントにタイは、楽しむことに関するこだわりを感じますね。

明るくなった道を車で降りていきます。朝になって、ようやくどんなところを走っていたのかわかりました。

子供たちは正直クジラ岩よりも、このピックアップトラックのオフロードを楽しんでましたね。

クジラ岩以外のツアーポイント

帰る前に、そのほかのツアーポイントに立ち寄っていきます。

隠者の洞窟のビューポイント(Hermit Cave Viewpoint)。

もう少し先まで行くと、緑の景色が鮮やかに見えるみたい。

こちらはゾウ岩(Elephant Rock)

ちょっとお目めがつぶらで切なそうな感じ。

こちらは恐らくナーガの肌を想起させる岩肌(Phu sing wall)

体を支えるためでしょうか。沢山の枝が立てかけられていました。

最後に、獅子の門(Phu sing Gate)で記念撮影。

管理ゲートに戻ってきたのは7:30頃でした。大充実の2時間でした。

子連れクジラ岩の注意点

子連れのクジラ岩は、やはり「決して安易に勧められる場所じゃないな…」というのが正直なところ。

今でも、クジラ岩を去ったときのあの安堵した気持ちと、めちゃくちゃ緊張していた現地での心境を覚えています。

ただ、レンジャーさんが同行するという意味では安心感があります。

レンジャーさんにずっと子供と手をつないでもらったり、少し平面が安定しているお母さん岩だけに行くなど、無理のない範囲で楽しむのが大事だと思います。

クジラ岩
・安全策がないので、決して安易に子供連れを勧められる場所ではない
・真ん中のお母さん岩の方が平面部分が大きいので、行くなら真ん中から
・レンジャーさんが同行するので、親が手を放さないとならないときは、代わりに手をつないでもらうなどする

誰でも安心して行けるという場所ではありませんが、その分、ここでしか味わえない感動と興奮があります

我こそは!という人はチャレンジしてみてください。

クジラ岩 施設詳細

名称ヒン・サーム・ワン(Three Whale Rock:クジラ岩)
地図GoogleMAPで開く
営業時間5:00~17:00

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ABOUT ME
Sunnyside
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タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから