タイ料理と言えば、辛かったり、刺激が強いイメージを持たれるかと思いますが、中には優しい味付けの料理もあります。
そのひとつが、お粥(ジョーク)。
ジョークはあっさりしていて消化に良いため、タイの定番朝ごはんとして親しみを持たれています。
もちろんのこと辛さもないので、日本人の味覚にも相性抜群です!
今回は、そんなジョーク店の中でも創業70年という歴史を持つ大人気店「ジョークプリンス」を調査してきました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
タイの定番朝ごはんジョークとは
ジョークとは、お米をドロドロになるまで煮込んだお粥のこと。
ルーツは中華系移民によるものだそうです。
基本的な具材は、豚団子や豚ミンチに、生卵や薬味を入れているシンプルなもの。
ちなみに「カオトム」もよく似ていますが、「カオトム」はお米の食感が残っていて、スープもサラっとしています。
ジョークプリンス バーンラックの場所
今回訪れたのは、BTSサパーンタクシン駅から徒歩約6分ほどの場所(バーンラック)にある人気お粥店「ジョークプリンス バーンラック」。
ルブア・アット・ステートタワーや、シャングリラホテルの近くにあり、目印は近くにあるロビンソンデパートのバーンラック店です。
なんとこのお店、Google評価4.2、さらにはコメント数2000件以上の超人気有名店なのです!!
今回は、そんな大人気店のジョークということで、期待値が上がります。
ジョークプリンス バーンラックの店内
店内は厨房が見える店内の造りで、入るだけで食欲が増します。
そして驚くのが、お昼時が過ぎてもなお、たくさんの人で賑わう店内!
ランチタイム以外もほぼ満席です。
それもそのはず、Google評価が高い上に、2018年から2023年(訪問時)まで毎年ミシュランを獲得しているお店なのです。
ジョークプリンス バーンラックのメニュー
注文方法はいたって簡単。
入口にあるカウンターで注文してから、席につくとういうスタイルです。
メニューは日本語もあるので、安心してくださいね。
こちらのお粥は、基本的に豚の肉団子が入っていて、追加オプションで半熟卵やピータン、豚の内臓などをつけることが出来ます。
今回は、豚の肉団子と、半熟卵のセットを注文。
日本のお粥以上にドロドロ!
食べてみると、とにかく優しい味。
ドロドロしているけれど、ふわっとしたお米の柔らかさが感じられます。
豚肉の出汁も出ていておいしいです。
そして、追加した半熟卵も割って、豚肉と一緒に食べてみます。
もちろん相性抜群、豚肉は弾力と柔らかさがあります。
ちなみに、付け合わせでカリカリしたものがあるのですが、これは「ミークローブ」という細麺(センミー)をカリカリにして揚げたもの。
お粥に入れて混ぜて食べると、サクサクしているのかと思いきや、入れた途端にしんなりして、不思議な食感です。
さらに、かりんとうのようなものもあるのですが、これは「パートンコー」。
日本で言う「揚げパン」です。
タイでは朝食に食べられることが多いのですが、パートンコーを砕いてお粥に入れる人もいれば、柔らかくなるまでしんなりさせて、そのまま食べる人もいます。
ふわふわしたお粥を食べながら、パートンコーのガリガリを栗の中で感じるのが楽しいのです。
タイ人でも食べ方は人それぞれのようなので、お好みの食べ方を探してみてくださいね!
最後に、オーナーの方へインタビュー。
おいしさの秘訣は「心を込めて作ること!」とおっしゃっていました。
まとめ
以上、創業70年の大人気老舗ジョーク店をご紹介させていただきました。
料理にも優しさを感じ、店内にも日本語が並ぶなど、おもてなしを感じるジョーク店「ジョークプリンス」。
今もなお、第一線で活躍されている理由が随所に伝わってきます。
ヘルシーなので、朝ごはんでも良し、飲んだ帰りにも良しですよ。
お粥が売り切れる前に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ジョークプリン スバーンラック店舗概要
アクセス | BTSサパーンタクシン駅から 徒歩約6分 |
地図 | Google Mapで開く |
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営業時間 | 6:00~13:00 15:00~23:00 (定休日なし) |
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