バンコクの不妊治療医院SAFEにてタイミング法を数回試しましたが、一向に妊娠する傾向がありません。
そこで、人工授精にステップアップすることにしました。
病院からの提案
旦那の出張の予定もあり、途中に休みを挟みながらマイペースにタイミング法を試していたのですが、なかなか結果が出ず。
いつもの通り、生理が来た時点で通訳PさんにLINEをします。
私「生理が来ました〜(T_T)」
P 「えー残念だね。次からIUIにしてみる?」
私「IUIってなんですか?」
P 「人工授精よー」
みたいな感じでラフに提案されました。日本じゃありえないユルさ笑
我が家でも、タイミング法で結果が出なかったら人工授精に切り替えることは話していたので、Pさんの提案をのむことにしました。
人工授精とは?
排卵直前のタイミングで、夫の精子を妻の子宮内にカテーテルを用いて注入する治療法。夫婦生活の場合の精子のスタート地点は腟内ですが、人工授精では子宮の奥になりますので、卵子を目指す旅の距離は約10cm短縮され、およそ半分になります。この際に用いるのは、通常、精液の原液ではなく、採取した精子を洗浄濃縮し、元気な精子たちを選んで注入します。
要は、精子を子宮に直接入れて、受精の可能性を高めてくれるんですね。
なので、排卵日までの流れは、タイミング法と全く一緒です。
生理が来たら、排卵誘発剤で卵胞を育てていきます。
排卵前に病院で見てもらったら、卵胞の大きさも子宮内膜の厚さも問題なかったので、翌々日に処置をすることになりました。
人工授精処置当日の様子
ちょうど休日だったこともあり、夫も一緒に病院に行きました。
朝8時から採精の予定だったので7時45分頃に病院へ。
採精が終わると、病院側で精子を洗浄・濃縮してくれます。
2時間ほど待機時間があるので、その間は病院で待っていてもいいですし、外に行ってもOK。
私たちは外で朝ごはんを食べることにしました。
夫は予定があったので、ごはんを食べたらすぐに帰ってしまいましたが。薄情なやつめ…(# ゚Д゚)
9時半頃に病院に戻り、10時から処置開始。
手術服っぽい服に着替えて、いざ処置室へ。作業自体は10分程で終わったと思います。
痛みはないと聞いていたんですけど、緊張のせいか少し痛みを感じました。
今まで大きな病気をしたことのない自分にとって、手術室(処置室)というのがこんなにも緊張して不安を感じるものだとは思ってもみませんでした。
手術後「10分程休んでね」と英語で言われ、リカバリールームと呼ばれる部屋にベッドが運ばれ、そのまま横になってじっと待機します。
が、10分経っても誰も呼びに来ない…。
結局、1時間程待機して、やっと看護師さんが呼びに来てくれました。時間、聞き間違えたのかなあ。無駄に心配してしまって、全然休まりませんでした(o’д’o)…
その後、ウトロゲスタンという黄体ホルモンを補う薬をもらい、その日は終了しました。結果は2週間後に病院で、とのこと。
人工授精にかかった費用
- パッケージ:14,860B
- 薬代:3,420B(排卵誘発剤・黄体ホルモン)
- 合計:18,280B
人工授精の場合、排卵のチェックから手術までがパッケージになっています。
妊娠しているかどうかの検査代は別途かかりますので、ご注意を。
いやー不妊治療って本当にお金がかかりますね…。(2020年に二人目不妊の治療で訪れたときは、値段が上がっていました)