バンコクでの家が決まったら、日本の家の処分について考えてみます。
今まで住んでいた家が賃貸であれば、解約をするだけでOKですが、持ち家であれば「売る」か「貸す」か「そのまま残す」かを選択しなければいけません。
馴染みのあるマイホームなので、なかなか悩む選択ですよね。
我が家も持ち家だったので、相当悩みましたが、結局は売ることにしました。
実は元不動産営業マンだった私。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
持ち家を売却する場合
売却のメリット
- 売却代金で住宅ローンを返済してしまうので、渡航後に余計な出費がない
- トラブルがあったときの対処やメンテナンスが不要
- 帰国して家が欲しかったら、また買えばいい
売却のデメリット
- 思い出の詰まった自宅を売るのは名残惜しい
- (本/一時)帰国時に帰る家がない
海外にいる間、余計な心配をしなくていいから楽!ただ、愛着のある持ち家を売るのは気持ち的に辛いものがあります
持ち家を賃貸に出す場合
メリット
- 赴任後の本帰国時、帰る家がある(ただしタイミングよく借主さんが出ていかないと、別の賃貸住宅を借りる必要があります。貸主が自由に借主さんを追い出すことはできません。)
- 賃貸収入が入ってくる
- 賃貸オーナーという響きがステキ
デメリット
- 空部屋の期間があった場合、賃貸収入がなくなる(住宅ローンを支払い中の方は注意!)
- 何かトラブルがあったときの対処やメンテナンスが大変
賃貸収入が入ってくるのは大きいですよね!
ただし、トラブルがあったときに海外に住んでいるとやり取りが大変なので、必ず管理会社に委託しましょう。知り合いだからって安易に個人間でやり取りすると、例えばエアコンが壊れた時など大変ですよ。
何もせずに残しておく
メリット
- (本/一時)帰国時に帰る家がある。特に一時帰国時はとても楽(売却か賃貸だと、実家かホテルに泊まる必要があります)
デメリット
- 住宅ローンを支払い続ける必要がある
- 家の換気等を誰かに頼む必要がある(それをしないと家が傷んでしまいます)
住宅ローンを支払い続ける必要があるので、会社から海外在住中の家賃補助が出る方に限りますね。
また、メンテナンスで家の換気などは必須なので、ご実家が近ければご家族に、もしくは管理会社にお願いするのがオススメです。
我が家は売却することにしました
で、我が家としては、迷った末に売却をすることにしました。
最初は賃貸で貸そうかな?なんて考えていたんですが、査定をしてみたら購入時からの値下がりがほとんどなく、良い値段で売れそうだったからです。
実際に、購入金額と同じ金額で、家を売ることができました。7年住んだ家だったのに嬉しい限り!
売却代金で住宅ローンを返済してもお釣りがくるというのが大きかったです。
迷っている方は、ひとまず一度査定をしてみるのが良いかもしれません。
どの方法が正解かは、置かれている状況によって違うかと思いますが、参考になれば嬉しいです。