【サトゥーン県】リペ島だけじゃない!タイ南部の自然と文化を楽しむ観光スポットまとめ

こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
タイ南部、マレーシアとの国境に近いサトゥーン県。

サトゥーンで一番有名な観光地といえば、透明度の高い海で知られる、アンダマン海の人気リゾート・リペ島です。

ですが、サトゥーン県の魅力は海だけではありません。
何億年も前の地球の歴史を感じられる国立公園に、山の中の温泉、イスラム文化が息づく街並み。
実際に訪れてみると、魅力的なスポットに満ちていました。
実際に訪れた場所に加えて、残念ながら行けなかったけれど気になるスポットも、あわせて紹介します!
サトゥーン県ってどんなところ?

サトゥーン県はタイ南部、アンダマン海に面した県です。
南側はマレーシアと接していて、タイの中でもマレー文化やイスラム文化の影響が強い地域。

街を歩くとモスクがあり、女性たちの服装や食文化にも、バンコクなどとは少し違った雰囲気が感じられます。
そして、もうひとつの特徴が地質。
サトゥーン県を中心とする地域は、2018年にタイで初めてユネスコ世界ジオパークに認定された場所でもあるんです。
ジオパークというのは、貴重な地層や岩石、化石など、地球の歴史を伝える場所を保全しながら、観光や教育にも活用していく地域のこと。
サトゥーン県は、きれいな海を楽しむだけでなく、地球の歴史を探検できる場所でもあるんですね。
サトゥーン県へのアクセスと移動手段
ハジャイから向かう

日本からサトゥーン県へ行く場合、ハジャイ空港を経由するのが主な移動手段です。
ハジャイから、サトゥーン市街地やパクバラ港へは陸路で移動します。パクバラ港までは車で約2時間が目安です。

ハジャイ市内にあるバスターミナルからも、サトゥーン行きのバスが運行しています。
トラン方面から向かう

サトゥーン県の北側にはトラン県があり、こちらから陸路でアクセスすることもできます。トラン空港からだと、車で1時間半ほど。
タイ南部を周遊するなら、トランとサトゥーンを組み合わせるルートも考えられますね。

今回、私たちはリペ島やブロン島への玄関口でもあるパクバラ港で運転手付きの車を手配してまわりました。

サトゥーン県の観光スポットは市街地から離れた場所にも点在しているため、短時間でいろいろ回りたいなら車が便利。
国立公園、街歩き、温泉と、タイプの違う場所を一度に巡ることができました。
サトゥーン県郊外の観光スポット
ムーコペトラ国立公園|海沿いの遊歩道で地球の歴史を感じる

最初に紹介するのは、ムーコペトラ国立公園。
アンダマン海沿岸に広がる国立公園で、島々や海岸の岩場など、独特の自然景観が見どころです。

我が家が訪れたのは、海岸沿いに遊歩道が整備されたエリア。

目の前には海、足元にはゴツゴツした岩。遊歩道を外れて海岸を散策できるエリアもありました。
子供たちはこういう凸凹感ある場所を歩くだけで楽しい。

遊歩道の途中で「THE TIME TRAVEL ZONE」なるゾーンが。

どうやらここは、約5億年前のカンブリア紀にできた赤い砂岩と、その後のオルドビス紀にできた石灰岩が、地殻変動によって隣り合っているそうな。
ほんの数歩で、何千万年もの地球の歴史をまたぐことができるので、タイムトラベルということなのかな?

個人的に一番迫力のあった個所。
目の前にある巨大な岩壁が、途方もない時間をかけて生まれ、動いてきたものだと思うと、月並みですが地球ってすごいなあって気分になります。

ちなみに、看板やオブジェを見て、てっきり化石もあるのかと思って頑張って探したのですが、見どころは岩そのものだったようです。

遊歩道にはところどころ化石のオブジェが埋め込まれていたので、子供たちはこれを楽しんで歩いていました。

遊歩道の終わりには休憩エリア。日差しが強かったのでめちゃくちゃありがたい。
ゴール地点に車を待機してもらったので、戻る必要もなく、国立公園の一部としては非常に散策しやすかったです。
| 名称 | ムーコペトラ国立公園 (カオトーナイ遊歩道) |
| 地図 | Google MAPで開く |
| 営業時間 | 8:30〜16:30 (国立公園の案内時間。遊歩道は現地確認推奨) |
トゥンヌイ温泉|山の中で楽しむタイの温泉

サトゥーン県には温泉もあります!
今回訪れたのはトゥンヌイ温泉。
サトゥーン市内から車で30分程度の山間にあります。

トゥンヌイ温泉は、自然の中に足湯や男女別の温浴施設、休憩スペースなどが整備された温泉公園。
園内には源泉もあり、足湯で気軽に温泉を楽しむことも、専用の温浴施設でゆっくりお湯に浸かることもできるようです。
観光客向けの大きな温泉リゾートという雰囲気ではないので、地元の人たちが気軽に利用できそうな、素朴な雰囲気の施設だよ

エリア内のスポットはこんな感じ。⑫の礼拝室があるあたりに南タイの文化を感じます。

入れないのかな?とおもったここは、どうやら源泉のようです。
ちゃんと見て回れるように整備されていることに、ちょっと感動しました。

足湯エリアは無料。青空の下で入る足湯はやっぱり気持ちいい。

露天風呂に入る場合には有料。こんなところでもしっかり外国人料金があるところをみると、意外に観光客も多いのかもしれません。

こちらがお風呂。なんて気持ちよさそうな露天!
ここまでしっかりと整備されている温泉施設が南タイの山の中にひっそりとあることに、ちょっと感動してしまいました。

タイの温泉は基本的に着衣で入浴。入浴着は無料でレンタルできました。

ちなみに温泉には、ヒジャブを着た女性の方がそのまま入浴をされていました。
温泉というパーソナルな場所で、その土地の文化を感じ取るのがとっても楽しいです。
| 名称 | トゥンヌイ温泉 (Thung Nui Hot Spring) |
| 地図 | Google MAPで開く |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 (毎日営業/現地確認推奨) |
ステゴドン海洋洞窟|カヤックで進む約4kmの地下世界

サトゥーン県の世界ジオパークを象徴する場所のひとつが、タム・レーステゴドン(ステゴドン海洋洞窟)。
古代のゾウの仲間「ステゴドン」の歯や顎の化石が発見されており、それが洞窟の名前の由来になっています。
山の中を約4kmにわたって水路が貫く巨大な洞窟の内部を、カヤックに乗って進むことができるそう。
潮位によって見学できる季節や時間が変わるため、事前の確認・予約が必要。
リペ島・タルタオ島|サトゥーンを代表するアンダマン海の島々
サトゥーン県の観光地として外せないのが、リペ島とタルタオ島。

リペ島は、美しい白砂のビーチと透明度の高い海で知られるリゾートアイランド。
パタヤビーチ、サンライズビーチ、サンセットビーチなどがあり、シュノーケリングや海辺でのんびり過ごす旅にぴったりです。

一方のタルタオ島は、タイ初の海洋国立公園であるタルタオ海洋国立公園の中心的な島のひとつ。
タルタオ島は、本土との行き来が難しく、脱走を防ぎやすい場所という理由で、20世紀前半では囚人や政治犯を収容する流刑地として使われていた島でもあります。
現在は国立公園として豊かな自然が守られていますが、島内には当時の収容所跡も残されており、歴史的背景も含めて興味深い場所ですね。
いずれもパクバラ港が主要な玄関口となります。サトゥーン県の島旅を計画するなら、ぜひ候補に入れたい場所です。
ブロン島|観光地化されていない美しい離島

サトゥーンのリゾートといえばリペ島ですが、欧米人やローカルに人気の離島がブロン島です。
遠浅で透明度の高い海を静かに楽しめる、まだあまり知られていない秘境です。
サトゥーン市街地の観光スポット
次に、サトゥーン市街地の観光スポットを紹介していきます。
サトゥーンセントラルモスクと時計塔|街の中心に建つ美しいモスク

南タイはマレー系のイスラム教徒(ムスリム)が多く住む地域なので、町の中心地にセントラルモスクがあることが多いです。
サトゥーンのセントラルモスクは、白い建物に金色のドームが特徴的なモスク。
とても荘厳で、街の中でもひときわ目を引きました。
ちょうど正午過ぎのアザーンが聞こえてきたので、タイに居ながらにして他の国に来たような錯覚にとらわれました。

セントラルモスクから歩いてすぐの場所に、モスクと同じように白を基調とした時計塔もありました。
サトゥーン国立博物館|王様が泊まらなかった洋館

サトゥーン市街地でぜひ立ち寄りたいのが、サトゥーン国立博物館。
別名「クーデン邸」と呼ばれる、白い洋館を利用した博物館です。
もともとはラーマ5世が南部を訪れる際の滞在先として計画されたのですが、肝心の王様は結局ここには宿泊しなかったのだそう。

この建物を建てた当時のサトゥーン知事がクーデン氏で、当時代の執務室や応接室などが再現されていました。

建物の中では、サトゥーン県の歴史や人々の暮らし、伝統的な生活用品や住居の再現展示などもあり、この地域がどんな歴史を歩んできたのかを知ることができます。
| 名称 | サトゥーン国立博物館 (クーデン邸) |
| 地図 | Google MAPで開く |
| 営業時間 | 9:00〜16:00 (水〜日曜/月・火曜休館) |
おまけ|サトゥーンで出会った食べ物と地元のお祭り
スポットだけで紹介してしまうと、サトゥーン県の街並みの魅力がちょっと伝わりづらいので、おまけとして滞在中の景色を紹介しますね。

サトゥーン市街地で食べたローカルお昼ご飯。
ぱっと見、タイ南部版の冷やし中華みたいじゃないですか?
野菜がメインで、左上のが鶏肉の下にかくれているのが揚げ麺です。タレをかけて食べるのですが、うっかり大量にかけてしまい…辛い。
ごまダレだったら普通に子供達も食べられそうなやつだったのに、惜しい

そしてトゥンヌイ温泉からハジャイ空港への山の中での帰り道に、なにやら人が集まっている場所を発見しました。
地元の祝い事なのか、お祭りなのか、たくさんの露店が並んでいたので、車を停めてちょっと寄り道。

地方のお祭りでよくみかける巨大バルーン滑り台。

普段見慣れたアイスの屋台。集まる子供たちに風情を感じます。

この景色の中では、むしろ我が子たちの方が物珍しく目立っていました。

タイのどこでも、住んでいる人たちの逞しくエネルギッシュなところは変わらないですね。
このお祭りに出会えて、旅の最後に、とてもいい時間を過ごすことができました。
まとめ|サトゥーン県は海だけじゃなかった!

リペ島やタルタオ島など、美しい海のイメージが強いサトゥーン県。
でも本土側を巡ってみると、何億年も前の地球の歴史を感じる国立公園に、山の中の温泉、イスラム文化が息づく街並みと、想像以上にいろいろな顔がありました。
案内してくれた車のドライバーさんには「サトゥーンに今度来るなら2週間は滞在しないとだめだよ!」と言われたほど。
島へ向かう途中に通り過ぎるだけでは、やっぱりもったいない。
タイ南部を旅する機会があれば、サトゥーン県の本土側にもぜひ目を向けてみてくださいね。










